標識灯の意味

 

 7000系などの前面下部にある小さなライト。1000系などでは、前照灯(ヘッドライト)の隣についているものがそれに当たりますが、これはいったいなんでしょう。
 前照灯ではありません。これは、標識灯といいます。編成最後部の車両では、赤色を灯し、最後部を表す尾灯となります。これは規定によるものですが、編成先頭車では特に規定の上でつけなければならないものではなく、各社各様の使い方をしています。
南海の場合は、
 優等列車・回送・試運転−白色 2灯点灯
 普通・各停−白色 左側1灯点灯
となっています。

 参考に他社の例をあげてみると、JRでは使われていません。
最も活用しているのが阪急で、特急が2灯点灯、急行が右側1灯点灯、普通が無灯となっています。(他の種別は省略)

2002/12/1