9000系 南海線初のステンレス車体 |
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撮影日:2013年6月22日 撮影場所:箱作〜淡輪間
1985年(昭和60年)、高野線の8200系をベースに製造された南海線向けの界磁チョッパ制御車両。南海線で初めてステンレス車体が採用になった。前面窓が上に拡大され、スカートが付いた。車内では天井に横流ファンが使用され、座席の仕切りがパイプ製から木目模様の入った仕切板に変更されている。一般車では初めて電気指令式ブレーキが採用された。
車 内 | ||
リニューアル後
茶色(優先座席は青色)のモケットに交換後
グレーのモケット時代
運 転 台 | ||
リニューアル前
台 車 | ||
主 要 諸 元 表 | ||
登場時 | リニューアル車 | |
最大長 | 20825mm(先頭車) 20725mm(中間車) | |
最大幅 | 2744mm(先頭車) 2743mm(中間車) | |
最大高 | 4140mm(集電装置付車) 4047mm | |
車 体 | 軽量ステンレス製 | |
性 能 | 設計最高速度115km/h 加速度2.5km/h/s 減速度3.7km/h/s(常用) 4.0km/h/s(非常) |
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集電装置 | 下枠交差形パンタグラフ PT-4803-A |
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台 車 | 空気ばね台車 FS-392B(M車) FS-092(T車) |
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主電動機 | 直流複巻電動機 MB-3280-BC 375V 160kW×4 |
三相かご型誘導電動機 |
駆動装置 | 歯形継手式平行カルダン 歯車比85:16=5.31 |
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制御装置 | 界磁チョッパ制御 VMC-HTR-20B |
VVVFインバーター制御 IGBT |
制動装置 | 全電気指令式電磁直通空気ブレーキ (回生ブレーキ併用、応荷重装置付) 直通予備ブレーキ |
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補助電源装置 | 静止形インバーター 140kVA |
車 両 編 成 表 | ||
Tc1+ M1 + M2+ M1 + M2 +Tc2 9511+9011+9012+9013+9014+9512 Tc1 + M3 + T + M1 + M2 + Tc2 9513+9015+9816+9017+9018+9514 R (9513+9015+9016+9017+9018+9514) Tc1+ M1 + M2 +Tc2 9501+9001+9002+9502 R 9503+9003+9004+9504 R 9505+9005+9006+9506 R 9507+9007+9008+9508 R 9509+9009+9010+9510 R R=リニューアル車 |
Mc | M | Tc | T | 計 | 所属 |
− | 18両 | 14両 | − | 32両 | 住之江検車区 |
写 真 | ||
撮影日:2018年6月2日 撮影場所:尾崎〜樽井間
撮影日:2006年5月3日 撮影場所:淡輪〜箱作間