すわのもり
諏訪ノ森
SUWANOMORI
浜寺公園 石津川
HAMADERAKOEN ISHIZUGAWA


海側 撮影日:2019年5月26日


山側 撮影日:2006年11月12日


歴 史

 開業
明治40(1907)年12月20日   北濱寺として開業
明治41(1908)年12月1日   諏訪ノ森に改称
大正8(1919)年6月10日   約160m南側に移転
昭和41(1966)年   下りホーム約60m北側へ移設
令和元(2019)年5月25日   西駅舎仮駅舎に切り替え


所 在

大阪府堺市西区浜寺諏訪ノ森町西二丁78番地 [地図

乗り換え

なし

停車種別

α β

配線図



設 備

トイレ・多機能トイレ

解 説

 北濱寺として現在地より北寄りに開業。当初は八角形の建物だったという。翌年、付近の船尾村村社であった諏訪神社(現在は廃社)にちなんで諏訪ノ森と改称。
 大正8年に約160m南側に移転した際に建設された西駅舎は、窓口横に小さな待合室を持つ洋風建築で、明り取り窓に浜寺の浜辺に広がる松林から沖に見える淡路島の様子が描かれたステンドグラスがはめられていた。1998年9月、大手私鉄で初めて隣の浜寺公園駅舎とともに国の登録有形文化財に登録、2003年、第4回近畿の駅百選に選ばれた。
 開業時はほとんど人家がなかったが、駅の開業とともに別荘地や住宅地として発展し、景勝地であった浜寺の海岸は埋め立てられて沖にコンビナートが建設された。こうして駅利用者も増えてきたころからプラットホームが拡幅延長されることになったが、相対していた下りホームは拡幅の用地が確保できず、約60m北側に新しい下りホームが建設されたため、上下ホームが踏切を挟んで互い違いに配置される形となった。


撮影日:2006年11月12日


撮影日:2006年11月12日

2019/6/2